ふれあい写真教室 実施レポート

2019年11月5日〜7日

休暇村 裏磐梯

参加者11名
  • 講師:
  • 川名廣義
  • 伊東浩

 休暇村裏磐梯は、1888年の磐梯山噴火でできた湖沼が多い磐梯山北側に位置し、全ての部屋から磐梯山を眺めることができる。4日と5日午前中のロケハンで撮影予定地をめぐり、撮影時間や朝夕の撮影ポイントを決定した。
 5日午後1時半会議室に集合。ブリーフィング後早速徒歩でレンゲ沼から中瀬沼コースを周遊し紅葉と沼の情景を撮影。紅葉は若干遅かった感じだが逆光に映えた紅葉と裏磐梯を収めた後、休暇村に一旦戻り夕日の撮影ポイントの桧原湖に移動、山に沈む夕日と日没後の空の色合いにシャッターを切った。夕食後は、曽原湖畔で星空の撮影に挑戦。月の出前の雲間の星空は、スローシャッターによる雲の流れが綺麗に撮れたようだ。
 6日早朝5時集合、小野川湖畔で日の出前後の湖と木のシルエットなど撮影、ケアラシを期待したが朝焼けの後は雨となり退散。朝食後マイクロバスで出発、猪苗代湖志田浜湖畔で磐梯山、湖畔の桜など撮影、その後喜多方新宮熊野神社に移動。熊野神社の大銀杏はまだ紅葉に早かったが、重要文化財の長床や鐘楼などを撮影。朝の雨は上がり、晴天の駐車場で弁当の昼食。甲斐本家では手延べガラスに映り込む紅葉や歴史的建 築を、大和川酒造では蔵や見学コースを撮影、日本酒の試飲を楽しむ酒豪も。
 その後猪苗代湖に戻り夕日に染まる空と磐梯山を収めた。8時から会議室にて参加者持参作品(USBでのデータ持参が5名、プリント6名)の参加者作品を講評。講評会後星空の撮影希望者もおられたが曇りで星が見えず撮影は断念した。
 7日早朝撮影も小野川湖畔で実施した。日の出前の朝焼けは湖面に反射し写欲を沸き立たせてくれたが日の出時間には雲が空を覆い太陽は顔を出さなかった。朝食後9時会議室集合しアンケート回収と質疑を受け無事終了した。曇り、雨、晴れと天候の変化に恵まれ(?)多くの被写体にも恵まれた教室であった。

( 文:川名 写真:伊東)

参加者作品