日本旅行写真家協会30周年展記念展 FIND JAPAN

G2スペース(愛知県~沖縄県、交通機関)
撮影データは シャッタースピード、絞り値、ISO感度、焦点距離(センサーサイズ)※35mm換算ではなく使用実数値

交通 東京都 大田区羽田空港C滑走路沖

旅の移動手段の一つ航空機。羽田空港沖を回るクルーズ船より撮影。夕焼けとシルエットの富士山を背景にC滑走路から離陸する機体を追うとA滑走路からの離陸機も画面に入った。

川名 廣義

1/640秒、F8、ISO400、200mm(フルサイズ)

交通 東京都 中央区勝鬨橋・観光船

東京都観光汽船が運航する隅田川、東京港を巡るクルーズ船「HIMIKO」。松本零士氏が宇宙船をイメージしデザイン。シルバーメタリックな流線型の斬新な造形が人気。同型の姉妹船に「HOTALUNA」・「EMERUDAS」が就航中。水面から観る都市景観は正に21世紀が凝縮している。

大高 明

1/200秒、F8、ISO400、35mm(中判)

交通 神奈川県 横浜港

もやのかかった横浜港を出港し、ベイブリッジをまさにくぐろうとしている豪華客船「ASUKAⅡ」

出澤 達男

1/80秒、F7、ISO200、120mm(フルサイズ)トリミングあり

交通 岩手県 秋田新幹線 雫石~田沢湖(岩手県雫石町)

残雪の秋田駒ケ岳をバックに、一路東京を目指す秋田新幹線「こまち」号。在来線の線路を使って新幹線の車両を走らせているので車窓からの景色も存分に楽しむことができる。

衣斐 隆

1/2000秒、F8、ISO400、48mm(フルサイズ)

愛知県 豊田市川見・小原地区 田代川 四季桜

四季桜(バラ科)文政13年頃、親木を植えたのが始まりで、この地域の人々が繁殖に力を入れ一帯に広まった。桜は4月と10月から12月に二度花を咲かせる珍しい名木である。樹齢約80年と言われ昭和59年に愛知県の天然記念物に指定された。天竜奥三河国立公園の茶臼山南麓に休暇村 茶臼山高原があり奥矢作湖を経由1時間30分。大自然を満喫しながらの旅は最高である。 

立木 寛彦

1/50秒、F9、ISO800、120mm(フルサイズ)

三重県 熊野市 獅子岩

熊野花火の中でもカメラマンに人気No1かNo2の「獅子岩」と「彩色千輪」のコラボです。

森田 廣実

9秒、F18、ISO100、31mm(フルサイズ)

和歌山県 和歌山市 和歌山城

小高い丘の上に建つ和歌山城、市内のどこにいても見ることができます。ライトアップされて夜空に浮かび上がる姿は、かつてギリシャで見たパルテノン神殿を思い起こさせます。手前に見えているのは、西の丸から二の丸庭園に渡る「御橋廊下(おはしろうか)」です。

阿部 吾郎

1/13秒、F7.1、ISO1000、62mm(フルサイズ)

滋賀県 大津市 石山寺

琵琶湖より流れ出る瀬田川のほとりに位置する真言宗の大本山「石山寺」に去る2月訪れた。
小雨そぼ降る境内の石段を登り、ようやく本堂にたどり着く。その時一陣の風に本堂の五色幕が乱舞。思わず連写した内の一枚。

小倉 重一

1/250秒、F5.4、ISO640、150mm(マイクロフォーサーズ)

奈良県 奈良公園「浮見堂」

鷺池に浮かぶ檜皮葺き、八角堂形式のお堂です。水面に写る姿が美しく、水辺の憩いの場となっています。桜の時期文字通り桜花爛漫の王朝絵巻を再現するかのような光景を見ることができます。春暁の夜から朝へと移り変わる蒼い光。古都奈良の静かな時間を一人楽しむことが出来ました。

浅野 久男

13秒、F8、ISO64、90mm(フルサイズ)

京都府 京都市右京区嵯峨広沢町 広澤池

五山の送り火に導かれる様に一番最後に点火される鳥居型。広澤池に浮かぶ灯籠流しの灯火と読経の声に送られて現世の還った先祖の霊は再び霊界に還って行く。

中川 喜代治

バルブ、F11、ISO100、50mm(フルサイズ)比較明合成

大阪府 大阪市 あべのハルカス

高さ300mを超える日本で一番高い高層複合ビル。「伊勢物語」の一節「晴るかす」から名付けられた。
ハルカス300からの展望台からは大阪平野360度見渡す事が出来る。夕刻時、大阪湾の向こう淡路島に沈む夕景が美しい。その後、暮れゆく大阪の街の夜景も格別。

山本 学

1/1600秒、F11、ISO400、24mm(フルサイズ)

兵庫県 姫路城

改修工事完了直後の姫路城を撮影しました。城本体のみの写真はもちろん迫力があって良かったのですが、何か寂しい気がしたので春の雰囲気を十分に出すため、桜を入れてみました。せっかくの世界遺産なのでパンフォーカスも考えましたが、思い切って桜に焦点をあて、春らしさを強調しました。

加藤 聡

1/800秒、F8、ISO100、35mm(APS-C)

鳥取県 鳥取砂丘

季節や時間帯、刻々とその姿を変える日本最大級の砂丘。訪れた日はあいにくの雨だったが、晴れ間、虹のゲートが出迎えてくれた。

中村 健太

1/320秒、F11、ISO200、24mm(フルサイズ)

岡山県 倉敷市美観地区

倉敷美観地区は、倉敷川と白壁の町並み、大原美術館などが有名で昼は観光客で賑わっている。早朝は人でもなく静かな佇まいを見せてくれる。川に大きな白い鯉が画面に入り写してよと促された。

川名 廣義

0.3秒、F11、ISO100、27mm(フルサイズ)トリミングあり

島根県 出雲大社

旧暦の10月に全国から800万の神々が出雲に終結することで「神在月」と呼んでいる。反対に神々が留守となった地域は「神無月」と呼んでいます。出雲大社は縁結びや良縁の願いを叶える事で有名であり、全国から老若男女が参拝に訪れ、心を清め、おみくじを引き、大木に結び付けて帰って行くのです。

中村 友一

1/125秒、F11、ISO200、80mm(フルサイズ)

広島県 廿日市市宮島町

 多宝塔より大鳥居を展望、春は桜が美しく、秋は紅葉とその季節ごとに美しい表情になります。四季を通じて楽しめる場所です。

森本 勝義

1/350秒、F8、ISO100、40mm(APS-C) 

徳島県 徳島市 吉野川大橋

12月~4月の新月前後に行われるシラスウナギ漁です。集魚灯に集まるシシラスウナギをタモですくって取ります。集魚灯の色が船によって違うので幻想的な景観を醸し出します。

森田 廣実

1/100秒、F4、ISO8000、24mm(フルサイズ)

山口県 長門市元乃隅神社

今回、旅の途中で立寄る事が出来ました。この神社は、地元の漁師の枕元に真っ白なキッネが現れ、お告げの元に創られました。海に向かって立ち並ぶ朱塗りの鳥居が生み出す景色は圧巻です。縁起の良い123本(ひふみ)の鳥居は100m以上で、商売繁盛・大漁・良縁・開運厄除等のご利益が有ると云われています。

鈴木 通夫

1/250秒、F7.1、ISO200、14mm(マイクロフォーサーズ)

香川県 坂出市 番の州工業地帯と瀬戸大橋

本州と四国を結んだ初めての橋、瀬戸大橋。岡山側の鷲羽山ではすぐに山のトンネルに入るが、香川側では埋立地の工業地帯に入り、開けた視界で道筋を見る事ができる。工場と高速道路や橋という土木建築を配置し、遥か彼方まで続くかと思える光跡を美しい夜景で表現した。長時間露光技術を使い作品に躍動感も持たせている。(本作品は、香川県坂出市民美術館収蔵)

藤村 大介

57秒、F16、ISO200、48mm(中判)

香川県 小豆島 『二十四の瞳映画村』

 「あんなにかわいい瞳を私、どうしても濁しちゃいけないと思ったわ」映画『二十四の瞳』から主人公・大石先生の言葉。
美しく純粋な瞳が、たくさんの事を学び、それぞれの未来に向かって旅立って行った場所。
ひとつの島の中には人間の生活の全てが凝縮されている。
その時代の風景を思い、その作品を思い起こす。

三浦 誠

 1/160秒、F5.6、ISO1600、28mm(フルサイズ)

高知県 仁淀川町

高知県山間部にある「奇跡の清流 仁淀川」の源流の町・仁淀川町。「仁淀ブルー」と言われる清流の美しさはもちろんですが、春になると高知市内よりも一足早く桜が咲くと同時に花桃が街中を華やかに埋め尽くす。

山本 学

1/320秒、F11、ISO400、24mm(フルサイズ)

愛媛県 新居浜市 別子銅山

別子銅山は私が生まれた頃はまだ閉山前だった。隣県で育ったにも関わらず詳しい事は全く知らず、住友財閥の礎になったのが別子銅山だという事を知ったのは、歴史や文化に興味を持ち始めてからだ。夜景でそれらを表現する取り組みを始めたのがきっかけで、別子銅山を訪れた。作品はセルフでライトアップしているが、本来は遠く繋がる歩道を照らす外灯以外は、真っ暗な森の中にひっそりと残る遺構である。

藤村 大介

30秒、F8、ISO64、14mm(フルサイズ)

福岡県 北九州市 門司区西海岸

かって海運全盛時代、栄華を極めた門司港を訪れた。鹿児島本線の終着、門司港駅。2019年に保存修理が終り、大正時代のネオルネッサンス様式の駅舎が蘇っている。関門トンネルが開通するまでは連絡船との中継駅であり、九州の玄関口として賑わっていたであろう。だが今は乗降客も少ない。発車ベルを聞きながらシャッターを切った内の一枚。この女性は乗り遅れたのか、他人事ながら気になる。

小倉 重一

1/800秒、F9、ISO1600、16mm(マイクロフォーサーズ)

佐賀県 伊万里市 伊万里津大橋

「夕照に映える伊万里津大橋の大壺」古伊万里の染錦花見風俗絵大壺を再現した1、5メートルほどの大壺である。かつて、有田・伊万里の焼き物がオランダの東インド会社によって、伊万里川河口の伊万里津港から輸出され,ヨーロッパの王侯貴族に競って愛でられた焼き物である。

山口 勝廣

1/60秒、F8、ISO100、28mm(フルサイズ)

長崎県 長崎市 日本二十六聖人殉教地(西坂公園)

この地は、豊臣秀吉によるキリシタン禁止令により1597年2月5日京阪地方へ伝導していたフランシスコ会宣教師6人と日本人信徒20人が処刑された丘。この場所に、かつて悪魔の使いとされ迫害を受けた歴史のある猫が共存している姿は、いのちの尊さと平和の大切さを深く感じさせてくれます。

サトウ ミキ

1/640秒、F7.1、ISO1000、60mm(APS-C)トリミングあり

熊本県 鍋ケ滝

滝の裏側に回り込んで眺める事が出来る別名「裏見の滝」。数日続いた雨の影響で撮影日の水量は多く迫力を増していた。そんな滝を更にダイナミックに捉えるため焦点距離11mmの広角レンズを使用し腰までの釣り用長靴を履き滝壺より撮影した。水圧が凄く三脚が流されないか注意しながら慎重にシャッターを切った。

田村 拓也

 1秒、F22、ISO100、11mm(フルサイズ)

大分県 豊後大野市清川町

きれいな青空のもと、1台のコンバインが稲刈り作業をしている。ちょうど走ってきた豊肥本線の黄色い1両の列車。緑と青に映える黄色い色、コンバインと列車が競争しているようです。のどかな清川村が撮影できたお気に入りの写真です。

吉野 孝行

1/1600秒、F4、ISO200、33mm(フルサイズ)

宮崎県 高千穂町 岩戸 天安河原

「天安河原あめのやすかわら」は、天照皇大神が、天岩戸へおこもりになり、天地暗黒となった時に、八百萬神が天安河原に集まり、神議になったとされる場所。河原の一角には「仰慕窟ぎょうぼがいわや」と称される間口40m、奥行30mの大洞窟があり願いを込めて小石を積むと願いが叶うそうです。

山田 美幸

1/100秒、F2.8、ISO1250、24mm(フルサイズ)

鹿児島県 指宿市 長崎鼻

薩摩富士と呼ばれる開聞岳はその山体が海側に大きく張りだしてそびえたつ。それ故標高924mだが、すそ野まで綺麗に見えるのが特徴である。東シナ海に沈む夕日とのコラボは心安らぐ一時である。

伊東 浩

1/125秒、F11、ISO100、28mm(フルサイズ)

鹿児島県 屋久島

小雨の中、静かに佇む。ひとつの生命を繋ぎ続ける姿は美しく穏やかでした。

佐藤 均

 1/20秒、F5.6、ISO640、24mm(フルサイズ)トリミングあり

沖縄県 浜比嘉島(はまひがじま)

沖縄本島東海岸、浜比嘉島など海中道路で結ばれた奇岩に富んだ離島群。
午前3時20分、やっと雲が流れはじめ星々が顔を出し、”絶景夜景”に巡り合うことができた。

大塚 勝久

 20秒、F4、ISO4000、16mm(フルサイズ)